男性の勃起不全の治療は古来よりいろいろ行なわれてきたが、1980年フランスのViragがパパベリンを用い1985年には血管拡張剤であるプロスタグランディンE1と既に日本に於いて認可を得ているいくつかの薬剤を混合し治療する方法を海外の国々で試行錯誤の上、薬剤の調合を考案してきました。
これらの方法を更に分析し個々の薬剤のPH.浸透圧比及び代謝、排泄等の体内薬物動態を考慮して、それぞれの症状に合わせて今迄より少量で効果が得られ更に副作用の軽減と、より自然にちかい勃起が得られるような薬剤の調合カクテルを考案し、第一回国際ED学会(1999.4.1-3)で今までの他の調合薬剤と比較してタザキカクテル®を発表した。 このタザキカクテル®をディスポ注射器を用いて海綿体局所に瞬間注入する田崎式ED治療は有効率の高い(95-98%)ED治療薬です。尚、注入時の痛みは感じるに至るものではありません。
このような局所注射による治療法は効果が安定して期待出来るという点で、アメリカでも現在Caverjectという商品名で使用されていますが、薬液が一律で個々の症状に合わせた治療は出来ません。
1998年アメリカで内服薬バイアグラが、男性勃起不全に効果(74-78%)があるとして人気を得ております。日本に於ても製造、販売の認可がいち早くおりましたが心臓病、糖尿病、肝腎障害などの基礎疾患のある方、高齢者、副作用が心配の方、効果がみられない方、特に絶望的な方等に、このタザキカクテル®を用いたED治療は最も適している治療法です。習慣性、依存性もなく基礎疾患の有無、年齢にもよりますが約16.5%の方は数回の通院でその治療が必要ない迄に快復します。
バイアグラと多少作用機序が異なるBAYER社のレビトラが2007年7月に日本でも発売が認可されました。
あなたご自身の現症状に合わせて調合されたタザキカクテル®をディスポ注射器により陰茎の根元から約2cm, 2時又は10時の側面よりゆっくりと皮下注射を行なう。この時2分間位は注射部位をおさえ、薬が充分吸収されるようにマッサージをする。2回目以降は反対側等、部位をかえることが望ましい。
極めて稀に持続性勃起症が、通常は初回時に起ります。これは100%の勃起が4時間以上持続することであり、多くの場合階段の上下、30分位自転車に乗るか、入浴又は冷却、勢いよく歩くことにより解消されますが、尚症状が続くような時は他に基礎疾患があることも考えられるので当院に連絡し指示をうけるか受診を要します。初診時にうけた指導、訓練、特に薬液料、部位を厳守してください。感染症に注意しアルコール綿を使用し新しいディスポ注射器(1回限り)を使用して下さい。使用済の注射器は医療廃棄物につき、当院にて処理しますので必ず返却して下さい。局部硬結、陰茎肥大は同一部位反復の大量注射、不十分なマッサージにより起るので医師の指導を守っていれば問題はありません。














